[品種:パープラセンス /精製:ナチュラル]
2015年から交流が続く農園です。台湾でも珍しいこの品種は標高の高いところで実の付き方が良く、寒暖差から甘いチェリーが出来ると農園主の許さんは言います。卓武山のある阿里山近辺の気候や土地と品種特性と精製技術から、ユニークな風味のコーヒーができています。精製技術は昨年11月に農園でいろいろ聞かせていただきましたが、今回の風味にも技量が出ていると感じます。
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『Taiwan Alishan Zhuo wu mountain』
Floral, Apple, Cherry,Syup,Long after taste
花のような,りんご,チェリー,シロップ,長い余韻
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台湾阿里山の中でも南に位置する標高1200mに卓武山農場はあります。この農園の許(シー)さんとの出会いは、8年ほど前、阿里山に通うようになって数年がたった頃、沖縄に旅行で来ていた許さんがpotohotoに立ち寄ってくれたのがきっかけ。その後、農園を訪問すると研究熱心で真摯(紳士でもあります。とってもジェントルマン!)な許さんとその珈琲の素晴らしさ、木々、山々に惹かれその後、毎年訪問させていただいています。2019年には許さんが沖縄に来た際には、台湾ドキュメンタリー放映とトークショーイベントを行うなど交流が続いています。そして昨年末11月21日-24日、3年ぶりの台湾産地訪問に行ってきました。コーヒー産地の空気は独特のオーラがあり、卓武山農場の許さんの話をたくさん聞くことができ、足を運べてよかったと改めて感じる滞在でした。台湾のコーヒー展示会にも参加し、台湾の産地の盛り上がりを肌身に感じてきました。
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「COFFEE MY PASSION(台湾コーヒードキュメンタリー)」
↑potohotoと台湾のコーヒーの繋がりから台湾のコーヒー文化・素晴らしい自然・素晴らしい人々を感じることができるドキュメンタリーです。ぜひご覧ください。(約30分)
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<精製違いで2種登場します>※この商品はウォッシュ精製です
*精製とは・・・コーヒー豆は本来コーヒーのチェリー(赤い実)の種の部分を精製したものが生豆として産地から届きます。つまり精製は収穫後産地にて行われる、生産者さんの技術による部分となります。この精製、方法、技術によっても味わいを大きく左右する工程になります。
*ウォッシュ・・・実を剥ぎ粘質(ミューシレージ)を水で洗い硬い殻(パーチメント)の状態で乾燥させる方法です。素材の本来の味わいがしっかり味わえる精製です。
*ナチュラル・・・赤い実をつけたまま2−3週間程度乾燥させた後、実とパーチメントを取り除く方法です。果肉の甘さが種(豆)にうつり、素材の味わい+果肉の甘さはナチュラル精製ならではです。
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